プナホウ・スクールの概要や受験のポイントを総まとめ
ハワイの有名私立校であるプナホウ・スクール(Punahou School)に受験するにあたり、知っておきたい情報や悩んでいることは多いです。この記事では、プナホウ受験についての情報をまとめました。
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Academia Language School Owner
Yamahi
紹介文 / Introduction
家族で2022年にハワイ移住・3児の父。純ジャパ夫婦。当時、東京で長男が3歳からインターに通学。東京からのハワイのキンダー受験を考えるも、現実的に難しいと考え、急遽、プリスクールのタイミングで移住。その後、長男はイオラニに入学。Honoluluにある創立55年目のAcademia Language SchoolのSchool Owner。YouTubeやインスタでハワイ子連れ生活の様子を配信中。ハワイ移住・受験の無料相談はLINEでお気軽にどうぞ。
プナホウ・スクールとは
プナホウ・スクールは、ハワイ州ホノルルにあるアメリカ最古の私立学校で、キンダーガーデンから高校までの教育を提供しています。優れた教育環境と豊富なカリキュラムが特徴で、世界中から多くの生徒がプナホウ受験を目指しています。また、同校はバラク・オバマ元アメリカ大統領をはじめとする著名な卒業生を輩出しており、その名声は世界的にも知られています。
毎年9月頃に行われるオープンハウスにぜひ参加してみてください。緑豊かで広大な敷地にあるキャンパスとアートや図書室などの素晴らしさをみるとこんな環境で育ててあげたいと思うことでしょう。子供たちがハイキングできる場所もあります。
関連リンク:Punahou School(プナホウ・スクール公式ホームページ)
プナホウ・スクールの歴史
プナホウ・スクールは、1841年にアメリカン・ボード・オブ・コミッショナーズ・フォー・フォーリン・ミッションズ(ABCFM)の宣教師によって設立されました。当初は宣教師の子供たちを対象とした学校でしたが、次第にハワイ王国の王族や貴族の子弟も受け入れるようになりました。
その後、ハワイがアメリカ合衆国に併合されると、プナホウ・スクールはハワイのエリート教育の中心となり、多くの指導者を輩出しました。現在では、世界中から優秀な生徒がプナホウ受験を目指し、競争率が高いことで知られています。
プナホウ・スクールの特徴
プナホウ・スクールの特徴は、その優れた教育環境と豊富なカリキュラムです。同校では、生徒一人ひとりの個性や才能を大切にし、幅広い分野での学びを提供しています。また、アートやスポーツ、音楽などの課外活動も充実しており、生徒たちは自分の興味や才能を追求することができます。
さらに、プナホウ・スクールは国際的な視野を持つことを重視しており、多様な文化や価値観を尊重する教育が行われています。そのため、プナホウ受験を通じて入学した生徒たちは、異文化理解やコミュニケーション能力を身につけることができます。このような教育環境が、プナホウ・スクールを世界中から注目される学校にしています。
学費
2024−2025年度の学費は$31,680、日本円にして約460万円となります。こちらにアフタースクール代や課外活動の料金がかかります。ハワイ最高値ですが、奨学金などの制度も充実しています。また学費は年々上がっていきますので、詳細はホームページをご確認ください。
https://www.punahou.edu/admissions/tuition-and-financial-aid
プナホウ受験について知っておきたいこと
プナホウ・スクールへの受験を検討している方にとって、受験要項や合格率についての情報は非常に重要です。このセクションでは、プナホウ受験に関する基本的な情報をお伝えします。
受験要項
受験できるタイミングとしては、キンダーガーデン、4年生、6年生、9年生です。キンダーガーデンでウェイトリスト(補欠合格)だった場合は、その後の1年生〜3年生まで受けることができます。キンダーガーデンで受験していないもしくは不合格だった場合は、次に受験できるタイミングは4年生となります。
まずは9月か10月に行われるオープンハウスには参加しましょう。その時点で願書を出していなくても構いません。(2024年9月28日に行われるHAIS Educationフェアに参加するのもおすすめです。アドミッションの人と話して顔見知りになっておくことができます。場所はHawai‘i Convention Centerです。)
次にオンラインで入学願書を提出する必要があります。2025年度の期限は10月11日です。学校のウェブサイトからアカウントを作成し、必要事項を入力してください。また、願書提出には100ドルほどの手数料がかかりますので、その支払いも忘れずに行ってください。
※ここから先はキンダーガーデン受験のケースです。
アプリケーションの提出が終わると、親への質問などが書かれた課題を見ることができます。10月15日が期限です。時間に余裕を持って考えておくことをお勧めします。一般的に受験生の誕生日や願書を出した順に面接日が割り振られます。このあたりのポイントはnoteで詳しくご説明しました。
次に、個人面接とグループ面接の日がメールで送られてきます。基本、個人面接(約30分程)が先にあり、次にグループ(約1時間)があります。面接は10月後半から始まり、誕生日が早ければ年内、遅ければ(早生まれ)年明けになることが多いです。
最後に、成績証明書や推薦状を提出する必要があります。成績証明書は、現在通っている幼稚園からプナホウ・スクールへ送付してもらいます。推薦状は、担任から書いてもらう必要があり2025年1月15日が期限です。
合格率について
プナホウ・スクールは、ハワイで最も名門の私立学校の一つであり、そのため合格率は非常に厳しいとされています。しかし、過去の合格率を知ることで、自分の受験に対する期待や目標を明確にすることができます。
過去の合格率
プナホウ・スクールの過去の合格率は、年度や学年によって異なりますが、おおよそ15%から25%程度とされています。特に、キンダーガーテンや中学入学時の受験は競争率が高く、合格率は低めです。しかし、高校入学時の受験では、合格率が若干高くなる傾向があります。
このような厳しい合格率の中で、自分の目標を達成するためには、十分な準備と努力が必要です。次のセクションでは、合格率を高めるためにできることについて詳しく説明します。
合格率を高めるためにできること
プナホウ受験の合格率を高めるためには、いくつかのポイントに注意して準備を進めることが大切です。まず、プナホウ・スクールの教育方針やカリキュラムについて十分に理解し、自分の目標や価値観と合致しているか確認しましょう。また、学校のウェブサイトや資料を参考に、受験に必要な書類や手続きを把握しておくことも重要です。
次に、プナホウ受験においては、英語力が非常に重要です。英語のスキルを向上させるために、日常的に英語を使う環境を整えることがおすすめです。英語の勉強だけでなく、英語でのコミュニケーション能力も鍛えることが大切ですので、英会話教室や留学経験者との交流を通じて、英語力を磨きましょう。
さらに、プナホウ・スクールでは、学業成績だけでなく、総合的な人間性や個性も評価されます。趣味や特技、ボランティア活動など、自分の強みをアピールできるポイントを見つけ、受験に活かすことが大切です。また、面接では、自分の意見をしっかりと伝えることが求められますので、自己PRや意見表現の練習を積極的に行いましょう。
プナホウ受験以外の私立校について
ハワイにはプナホウ・スクール以外にも優れた私立校が多数存在します。プナホウ受験を検討する際には、他の私立校も比較検討して、自分に合った学校を見つけることが大切です。
ハワイの主な私立校
ハワイには、プナホウ・スクールと並んで評価の高い私立校がいくつかあります。例えば、イオラニ・スクールは、優れた教育環境とアカデミックな実績で知られており、全米でもトップレベルの私立校とされています。また、ミッド・パシフィック・インスティテュートは、アートやテクノロジー分野に特化したカリキュラムが特徴で、独自の教育方針を持っています。
参考動画
その他の私立校
ハワイには、さらに多くの私立校が存在します。例えば、カメハメハ・スクールは、ハワイ先住民の子どもたちを対象とした教育を行っており、ハワイ文化や歴史に深い理解を持つことが求められます。また、カイルアには、素晴らしい施設と教育プログラムがあるル・ジャルダン・アカデミーなどがあります(個人的にこちらの学校の教育内容に深く共感しました)。
これらの私立校も、プナホウ・スクールと同様に、独自の教育方針や特色を持っています。プナホウ受験を検討する際には、これらの学校も比較検討し、自分に最適な学校選びを行いましょう。
まとめ
この記事では、プナホウ受験について知りたいことをまとめました。まず、プナホウ・スクールの歴史と特徴について説明しました。次に、プナホウ受験について知っておきたいこと、受験要項や合格率について詳しく解説しました。また、合格率を高めるためにできることについても触れました。最後に、プナホウ受験以外のハワイの主な私立校やその他の私立校についても紹介しました。
プナホウ受験を検討している方は、この記事で得た情報を参考にして、受験準備を進めていただければと思います。プナホウ・スクールはハワイを代表する名門校であり、多くの卒業生が世界で活躍しています。そのため、受験競争率は高いですが、しっかりとした準備を行い、自分の強みをアピールすることで合格の可能性は高まります。
また、プナホウ受験だけでなく、ハワイの他の私立校も検討してみることをお勧めします。それぞれの学校には独自の教育方針や特色があり、自分に合った学校を見つけることが大切です。ハワイの私立校は多様な選択肢があるため、自分の目標や価値観に合った学校を見つけることができるでしょう。
最後に、プナホウ受験や他の私立校受験において、情報収集や準備が大切です。インターネットや書籍、学校の公式ウェブサイトなどを活用して、最新の情報を得ることが重要です。また、受験対策や面接対策など、具体的な準備も怠らないようにしましょう。プナホウ受験を成功させるために、ぜひこの記事で得た情報を活用してください。
ハワイのキンダー受験で有名校への合格を実現した経験から『あの頃の自分がこれを早く知っていたらよかったのに!』という情報を「プナホウ&イオラニ合格ノウハウ・試験問題と試験対策・ブログで書けない裏評判」としてnoteにまとめました。